fc2ブログ
2010年05月13日 (木) | Edit |
ブログ更新をサボっている間に、いつの間にやらフルート教室の発表会まであと1ヶ月というところまで来てしまいました。フルートを習い始めて二年弱、発表会は今回が二度目の参加になります。

去年の発表会では、先生に何吹きたい?と聞かれたけど全然分からなかったので、選曲は先生にお任せしてしまいました。が、先生が選んでくれた曲(Spanish Dance)が私は実はあまり好きではなくて、でも今さらやっぱりほかの曲がいいですとも言えず、一応がんばって練習はしたものの、本番では緊張しまくってボロボロ・・・という苦い経験をしたので、今年は吹きたい曲をちゃんと自分で選ぶぞー、と思っていました。

で、先生に何吹きたい?と聞かれたとき、今年は迷わずビゼーの組曲「アルルの女」よりメヌエット、を選びました。前から憧れの曲だったので。・・・がしかし、練習し始めて分かったのは、この曲、譜面の上ではそんなに難しくなさそうだけど、いざきれいに吹こうと思うとすごく難しい!どうしても、のっぺり単調でいかにもつまらない演奏になってしまいます。一応先生の前でも吹いてみたけど、先生もだめだこりゃと思ったのか、やっぱりちょっと違う曲やってみない?と言われました。先生曰く、今年は伴奏を音大生の女の子にお願いすることにしたから(私のフルートの先生はピアノは実はちと苦手)、どうせなら難しいピアノ伴奏が付いてる曲にしましょう、とのこと。

そんなわけで先生に勧められたのは、チャイコフスキーの「舟歌」でした。もとはピアノの曲だけど、子供の頃エレクトーンで弾いたことがあったので、私も一応知ってました。別名は「6月」となっていて、なんで6月?と思ったら、これはチャイコフスキーが1年12ヶ月を音で表現したピアノ曲集「四季」の中の一曲なんだそうです。へー。さらにインターネットで得た情報によると、チャイコフスキーは、収入の助けになるのでこの仕事を引き受けたものの、毎月曲を作るのを忘れかけ、召使に催促されつつ締め切り間際に一気にその月の分を仕上げたそうです。・・・なにやら親近感を感じてしまうエピソードであります。でも、やっつけ仕事でこんなきれいな曲が書けるなんて、さすがチャイコフスキー。

というわけで、現在練習中の舟歌をアップいたします。フルートパートだけ聴くと何かヘンだけど、ピアノ伴奏が付くともうちょっとかっこよい曲に聴こえる・・・はず。強弱付けられてないとか、ビブラートがわざとらしいとか、後半は疲れて息が絶えだえになってるとか、まだまだ課題は山積みですが、1ヵ月後の本番までにはこれよりマシになってますように!



あ、今ビデオ見て気がついたけど、画面の片隅にうちの猫さんがこっそりうつってる!(笑)そして、今回もバックで鳴いているのはうちのインコさんです・・・。
スポンサーサイト



テーマ:楽器
ジャンル:音楽